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抗菌石鹸に科学的根拠がない!? 害指摘で米で販売禁止に 日本の商品はどうなの?

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抗菌石鹸、薬用石鹸などは、日頃から清潔を心がける人は使っている人も多いですよね。

 

抗菌作用が実は科学的根拠がないということを、アメリカ食品医薬品局(FDA)が結論づけています。

 

しかも科学的根拠がないだけでなく、免疫系にも影響を及ぼす可能性があります。

 

その結果、アメリカで販売禁止に^^;

 

海の向こうで起こった衝撃的なニュースに対して、日本の商品にも同じことがいえるのでしょうか?

 

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抗菌石鹸のこの成分が危ないらしい

 

アメリカで販売禁止にもなるぐらいですから、よほど人間の身体への影響があるのか?

 

ちょっと心配ですよね。

 

一般的に、「日本製品=安全」、「海外製品=危険」という見方をする人がいるでしょう。

 

日本は安全基準が高いと信じている人も少なくないですよね。

 

安全基準が高い日本で販売が禁止されていないものが、海外で販売禁止になる。

 

じゃ日本の製品はどうなのという感じです。

 

今回問題となっている抗菌石鹸は、バイ菌などを気にして、日常使っている人も多いでしょう。

 

特に小さなお子さんをお持ちの家庭なんかは、そうじゃないでしょうか?

 

その抗菌石鹸の効果が、普通の石鹸と特に変わらないというニュース。

 

www.afpbb.com

細菌を増殖する科学的な根拠がないだけならまだしも、なんと身体にも害を及ぼす可能性があるといわれているのでビックリです!

 

免疫系に打撃を与えるということで販売を禁止され、一部のメーカーでは問題となった殺菌剤の使用をやめる動きもでています。

 

問題となっている19種類の殺菌剤。中でも「トリクロサン」と「トリクロカルバン」は抗菌石鹸によく使われている成分です。

 

 

日本製品の殺菌剤の成分は?

 

アメリカの製品は粗悪なんてイメージを持っている人もいますよね。

 

料理なんかも大味だし、それに農薬や遺伝子組み換え作物、身体に悪そうな化学成分などをバンバン使っていそうというイメージを持つ人もいるでしょう。

 

逆に日本製品は安全。

 

肌や健康にも気をつけているし、何よりも日本はきめ細かい対応をするので、アメリカほど杜撰な商品づくりはしないという感じを持つ人もいるでしょう。

 

では、日本製品はどうなのでしょうか?

 

まず、抗菌石鹸といえば、まずはこの商品。

 

薬用ミューズ

 

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 子供の時代からあった抗菌石鹸の草分け的存在でしょうか。長年この商品を使っているという人も、おそらくいらっしゃるでしょうか。

 

薬用ミューズの成分はこんな感じ。

 

トリクロカルバン、無水クエン酸、パーム核油脂肪酸、エデト酸塩、酸化チタン、赤色201号、黄色203号、香料、精製水、せっけん用素地

 

しっかりと問題てなっている「トリクロカルバン」が入っています。

 

個人的には、「赤色201号」、「黄色203号」なんてのもちょっと気になりますが^^;

 

 

その他の商品はどうでしょうか?

 

 

ナイーブ 薬用ハンドソープ

 


 

 ナイーブの薬用ハンドソープの成分はこんな感じ。

 

トリクロサン、トリエタノールアミン、エデト酸塩、ソルビン酸、パラベン、香料

 

こちらにはトリクロサンがバッチリ入っています。薬用と聞けば良さそうと思い、手が伸びそうです。

 

シャンプーもそうですが、スーパーやドラッグストアで安売りをしてそうなのも魅力です。

 

日本製品はどうなのかと調べたら、ばっちり「トリクロサン」と「トリクロカルバン」が入っていますね。

 

さらに衝撃だったのが、これらの成分が歯磨き粉にも入っていること^^;

 

とある歯磨き粉の成分です。薬用とつく、何だか良さ気な有名な商品です。

 

エリスリトール・ソルビット液、精製水・無水ケイ酸・ポリエチレングリコール・濃グリセリン・無水ケイ酸・ラウリル硫酸ナトリウム・香料(クリーンミントタイプ)・サッカリンナトリウム・カルボキシメチルセルロースナトリウム・カラギーナン・キサンタンガム・L-メントール・フッ化ナトリウム・酢酸dL-α-トコフェロール・トリクロサン・塩化セチルピリジウム・酸化チタン

 

トリクロサン入ってるし(T_T)

 

口に入れるものなんで、なおさら気になります。

 

すべてを調べたわけではありませんが、薬用〇〇など、薬用をうたう商品にはかなり「トリクロサン」か「トリクロカルバン」が入っています。

 

アメリカで販売禁止になったものが、日本では堂々と販売されていることはちょっと衝撃ですね。

 

意見も様々で、その危険性について争いはあるのはわかるのですが、アメリカの当局が販売禁止の措置をとるのは余程の理由でしょうか。

 

当然、商品を販売する企業などは反発するでしょうし。

 

では、日本ではどうでしょうか?

 

日本の場合は、国が業界に配慮して、特に何らの措置もとらない可能性があるでしょう。

 

「科学的根拠がないとまでは言えない」なんて曖昧な表現を使ったりして。

 

いずれにしろ、日本人特に女性は、世界と比べてかなりの潔癖症の人が多いです。

 

「抗菌」とつく商品もそこら中の氾濫しています。

 

あまり潔癖すぎるのも、逆に身体に害を与える可能性はあるでしょう。

 

できるだけ細菌を寄せ付けないようにすれば、耐菌性というか自然治癒で身体が細菌に打ち勝つような力も徐々に弱くなっていくでしょうし。