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TOEICの点数の目安は? 就活生のための業種別平均スコアと大学の平均レベル

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国際化社会が進展によって、英語の重要性がますます増しています。英語の能力をはかるために客観的な指標として人気なのがTOEICです。

 

日本では数多くの企業が採用時や昇進時などにTOEICの点数に対して評価を与えています。

 

TOEICの点数は、900点~300点などレベルによってかなり差があります。またどのような仕事をしているかによっても、期待するTOEICのスコアは異なります。

 

就活生はTOEICはどれくらいの点数を目指せばよいのでしょうか?その参考として、業種別の平均スコアや各大学の平均レベルを紹介します。

 

 

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就活生のための業種別TOEIC平均スコア

 

就活生なら自分が目指す業種でどれくらいの英語力が必要で、どれくらいのTOEICの点数が必要かは気になるところですね。

 

企業によっては実際に求めるスコアを公表している場合もあります。また、就活生の間でもこれくらいの点数が必要だという情報の共有もあるでしょう。

 

そのような情報も大事ですが、実際にそこで働く人達が、平均どれくらいの点数なのかは一番のわかりやすい数字でしょう。

 

やっぱり入社してみて、周りの人よりもかなりスコアが劣ると肩身が狭いですからね。

 

こちらのニュースでは、業種別のTOEICテストのスコアの平均を紹介しています。紹介されている数値ですが、英語教材で有名な「アルク」が調査した結果のようです。

 

調査は、「アルク英語教育実態レポートVol.7」で結果が発表され、調査方法は2004年~2015年12月に、英語スピーキングテストを受験した人のうちTOEICテストスコアを持つ2万5,559人を対象に、アンケートを実施しています。

英語スピーキングテストを受験した人を対象としているので、平均スコアは高めになっているのではないかと思われます。

英語はスピーキングが非常に重要ではありますが、初学者や点数があまり高くない人は、スピーキングテストを受けない場合が多いですからね。

 

今後はますます話すことが重視されるはずなので、スピーキングテストを受験する人も多くなってくるとは思います。

 

多少高めの数値が出ているかも知れませんが、就活生にとっては驚きの数値が並んでいます。驚きの業種別平均スコアのランキングを紹介していきます。

 

1位 銀行業 788.58点

トップは銀行業です。800点に届きそうな点数でかなりのハイレベルです。

 

銀行や職種によっては、あまり英語が必要のない場合もあるでしょうが、レベルの高い人が集まっているのでしょうかね。

 

2位 その他 773.44点

いきなりきました「その他」。参考になりません(笑)アンケートに答えるのに、答えるのが面倒だったり、言いたくなかったりしますからね。

点数は銀行業につぎかなりの高いレベルです。

 

3位 その他金融 746.78点

3位は、その他金融です。保険業が後ほど出てきますから、証券業やなどが主ですかね。外国人投資家も多いですし英語の必要性は高そうです。

 

4位 海運業 737.55点

海運業は英語の必要性は高いというのはハッキリわかりますね。

 

以下、5位が保険業で728.63点、6位が不動産で705.51点になっています。上位は700点オーバーと予想以上の高い点数です。

 

下位に目を移すと最下位が非鉄金属で460.44点、続いて鉄鋼が489.17点、精密機器が520.8点になります。

この辺りが一般的にいわれる社会人のTOEICの平均スコアのような気もしますが。

 

 

大学の平均レベル

 

大学生の平均レベルがどれくらいかは気になるとこですね。就活も競争ですから、周りがどれくらいの点数であるかは興味がわきます。

 

学生のTOEICの平均スコアは、短大が388点、大学が440、大学院は512点というデータもあります。

 

業種別平均スコアと比較すると、かなりの差がありますね。新入社員の毎年の平均スコアも例年だいたい500点ぐらいが多いのですが、年々スコアはアップする傾向があります。

 

業種別スコアの高い点数からも、最近は英語の重要性が増しています。また、多くのTOEICに関するテクニックなどを学べる本も出版されています。

 

点数を上げるテクニックを利用したり、勉強のノウハウを学ぶことで比較的短時間で高スコアを上げることができるようになっています。

 

TOEICは今年改定され、新傾向になって戸惑う人も多いでしょう。

 

365affairs.hatenablog.com

 

特に頻繁に受験をされている方は、難易度も上がったせいでスコアを落としたという人もいるかもしれません。

 

ちなみに大学や学部別でも平均スコアは大きく異なります。例えば上智大学外国語学部英語学科では856点、東京大学の学部生で688点というデータもありました。