トランプ氏納税額ゼロの疑惑 消費税増税延期で喜ぶ庶民では理解できない
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米大統領選で共和党の候補者指名を確実にしたドナルド・トランプ氏に「納税額ゼロ」の可能性が浮上しています。
最近舛添都知事による、公金の無駄遣い、日本企業や日本人の富裕層の名前がパナマ文書に記載され租税回避の疑いをもたれています。
どれもこれも、公金を使って「自分のお金を減らしたくない」、「租税回避をし「自分のお金を減らしたくない」、節税をして「自分のお金を減らしたくない」という行動は同じ。
生活が苦しい庶民とすれば、なんか腑に落ちないことばかりですね。この件で対立候補のクリトン氏に追及されれば、かなりイメージも落ちますね、トランプ氏も。
ちょうど今朝「消費税増税延期」のニュースを見て、ほっとしていたところですから。
今回は、トランプ氏納税額ゼロの疑惑のニュースと消費税増税延期のニュースについてのいろいろ調べてみました。
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トランプ氏の所得と納税額ゼロの疑惑
トランプ氏に納税額ゼロの疑惑というニュースはこちら。
大統領候補は、慣例で「納税申告書」を公表し明らかにするのですが、トランプ氏は米内国歳入庁(IRS)の監査を受けていることを理由に公表を拒否しています。
このことで、専門家からは、驚くことに「納税額がゼロの可能性もある」との指摘があります。
トランプ氏といえば、不動産王として有名です。アメリカ連邦選挙委員会の資金情報には、100億ドルの資産と2014年には3億6200万ドルの収入があったことになります。
だとすると、納税額ゼロなんてありえないはずなのですが、さまざまな節税対策をすることで、所得を減らし納税額を減らしているということでしょう。
世のお金持ちは、多かれ少なかれ節税はしていると思います。日本の書店に行っても、節税に関する書籍はたくさんありますからね。
たとえば、こんな本です。
2015年改訂版 ふるさと納税生活 完全ガイド (SPA!BOOKS)[Kindle版] | ||||
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サラリーマンの9割は税金を取り戻せる あらゆる領収書は経費で落とせる【増税対策編】 (中公新書ラクレ)[Kindle版] | ||||
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ちなみに節税にはいろんな方法がありますが、世の中に知れ渡っているのは一部のようです。一般の人ではわからないような秘密の節税方法があるようです。庶民には無縁ですが。
日本の不動産王とも呼ばれる川本源司郎氏も、以前法人税脱税の容疑で逮捕されたこともありました。
大金を持つと、それを減らしたくないという心理になるんですね。お金持ちは多額の税金を払わないといけなく、その分の見返りも少ないとなれば、心理的には理解できますが。
ただ、その節税(脱税?)を仮にもアメリカ大統領にもなろうとする人間が、必死こいてやっていたとなったら、ちょっとこの人どうなの?という感じにはなりますね。
舛添都知事も、「自身の財産を減らしたくない」、「でも贅沢はしたい」ということでせっせと公金をお使いになっていますが、もともと都知事になったのも「都知事になったら豪遊三昧だぜ」という気持ちがあったのかもしれません。
元都知事がこんな状況でしたから。ただ、マスコミは舛添さんは一斉に袋叩きにしますが、石原さんは追及甘かったですからね。
記者会見で、記者も石原さんに強い口調で凄まれたら、シュンとなっていたのを見たこともありましたからね。
豪遊など無縁の庶民にとっては、ちょっとだけ嬉しいニュースがこちら。
安倍首相が消費税増税延期をサミット後に表明へ
安倍首相が消費税増税を再び延期する方針を固めたというニュースです。
足元では株価下落や円高基調、世界経済の不安などで経済が心配ですから。アベノミクスの効果もちょっとあやしくなっています。
この段階で増税となると、さらに個人消費が悪化しかねないですからね。8%から10%へとたかが2%の増税ですが、庶民にとってはこれが痛い。
消費税増税を延期したことは、喜ばしいのですが逆に国の借金はますます心配になりますね。
となると、いろんな知恵を絞って入ってくるお金を増やしたり、出ていくお金を減らさなければなりません。政治家には節税だけでなく節約も心がけて欲しいですね。