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2026年名古屋・愛知でアジア大会開催決定 オリンピックとの違いは?

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2026年に名古屋市と愛知県の共催で夏季アジア大会の開催が決定しました。

 

2019年にラグビーワールドカップ、2020年に東京五輪、2021年にワールドマスターズなどの国際大会が開かれます。

 

また、アジア大会の冬季大会が2017年に札幌で開催されます。

 

オリンピックだけがマスコミで騒がれるので、あまり他の国際大会は目立ちませんが^^;

 

アジア大会なので、オリンピックと比べれば規模も小さくなりますが、それでもアジア内では注目はされますよね。

 

アジア大会開催によって、多くの旅行客が訪れ、観光客の増大にさらに貢献してくれるのではないでしょうか?

 

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アジア大会はどんなイベント?

 

アジア大会は略称で、正式名称はアジア競技大会(アジアきょうぎたいかい、Asian GamesまたはAsiad)です。

 

アジア版のオリンピックと言われる、アジア内では最も大きなスポーツの大会の一つです。

 

その歴史は実はかなり古く、1951年インドのニューデリーで第1回大会が開催されています。その後第2回大会が1954年にフィリピンのマニラで開催され、以後基本的に4年に一度開催されています。

 

日本での開催は、第3回大会が東京、第12回大会が広島と2回の開催実績があり、愛知・名古屋共催の第20回大会で3回目の開催となります。

 

当初はたった11カ国ほどの参加国、参加選手数が500人足らず、競技数も6だけの小規模の大会でした。

しかし、今では参加選手が1万人近くに増え、さらに競技数も36を数える大規模なスポーツイベントに成長をしました。

 

近年は2年前の2014年に韓国の仁川で第17回大会が行われ、2018年のインドネシアのジャカルタで18回大会が行われることになっています。

 

 

アジア大会の競技 オリンピックとの違いは?

 

アジア大会も基本的にはオリンピックと同様の競技で行われるが、アジアの地域性を反映した競技もいくつか開催されている。

 

例えば、カバディやセパ・タクロー。

 

カバディは一見変わったスポーツで有名ですね。攻撃者が「カバディ、カバディ、カバディ……」と連呼しながらプレイするのが特徴ですね。

 

 

セパ・タクローは、セパがマレー語で「蹴る」、タクローがタイ語で「ボール」という意味で東南アジアで人気のスポーツです。

 

 

ネットがあって、蹴るバレーボールみたいな感じですね。

 

国際大会も盛んに行われていますが、オリンピックの競技ではありません。

 

カバディやセパタクローもインドや東南アジアでオリンピックが開かれれば、追加種目に採用されるかもしれません。

 

アジア大会の種目で、東京オリンピック開催によってオリンピックの追加種目になるのが空手です。

 

野球やソフトボールに隠れがちですが、空手も日本のお家芸として活躍が期待できますからね。

 

ちなみに野球、ソフトボールともアジア大会の種目に含まれています。

 

 

アジア大会にはMVPがある

 

アジア大会は1998年から大会のMVPが選出される事になっています。これはオリンピックとは大きく異なる点ですね。

 

日本人では、13回大会で陸上の伊東浩司、14回大会で競泳の北島康介、17回大会で競泳の萩野公介がそれぞれ選出されています。

 

日本は近年オリンピックでも、メダル数が増えていますが、アジア大会ではライバルの中国や韓国とトップを争う関係にあります。

 

 

アジア大会の開催地合戦はオリンピックと異なる

 

オリンピックの開催地をめぐる争いは非常に過酷です。

 

2020年の東京オリンピック開催地合戦は、マドリード、イスタンブールという相手でまだマシでした。

 

というのも2024年のオリンピック開催地合戦は、パリ、ローマ、ブタペスト、ロサンゼルスという強豪ぞろい。

 

オリンピックを開催するだけでも大変なんです。

 

一方アジア大会の今回の愛知・名古屋の共催ですが、どれだけ立候補があったかというと、実は愛知・名古屋だけでした(・.・;)

 

オリンピックと違い、人気や注目度がかなり違うので経済効果が桁違いに違うのでしょう。

 

開催地にとって、それほどうまみが高くないわけです。

 

18回大会で開催地に決まっていたベトナムのハノイが辞退するなんてこともありましたしね。

 

また、頻繁に開催されている都市も目立ちます。

 

タイのバンコクはすでに4度の開催実績もあります。それだけ立候補する都市が少ないという現れともいえるでしょう。