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萩野&瀬戸が日本勢の流れを変えるメダルを獲得 萩野公介はいくつメダルを獲得できる?

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リオオリンピックが開幕し、さっそく熱いメダル争いが繰り広げられています。日本勢は、開幕式の前のサッカーから開始になっています。

 

ただ、サッカーでは当日現地入りしたナイジェリアにまさかの敗退。その後は、バレーボールが宿敵韓国に1-3で完敗。

 

体操男子団体の予選では、一班ではトップはキープしたものの全体で4位。しかも、内村航平が得意の鉄棒の離れ技で、まさかの落下。

 

さらに、柔道男子は高藤直寿が、高い確立で金メダルを獲得すると思われましたが、一本負けを喫し、まさかの銅メダル。

 

ここまでは、あまり日本勢はあまりよくありません。なんとなく日本全体に重い空気が漂います。

 

この状況をガラッと変える、日本にとっての最初の金メダル。日本勢の流れを変え、きっとメダルの量産につながるのではないでしょうか。

 

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萩野&瀬戸の同級生がメダルを獲得

 

競泳は初日から、日本人にとってもっと楽しみなレースの一つといえる男子400m個人メドレーが行われました。

 

注目は、萩野公介と瀬戸大也の同級生対決。実力の萩野、勝負強さの瀬戸という感じで、地力は萩野が上手。

 

しかし、2013年のバルセロナの世界水泳では、優勝候補筆頭の萩野を破り瀬戸が世界チャンピオンになっています。

 

その二人が戦うわけですから、日本人にとってはこんな興味深いレースはありません。結果は萩野が金メダル。瀬戸が銅メダル。

 

惜しくも日本人ワンツーフィニッシュは逃したものの、60年ぶりの日本人のダブル表彰台となりました。

www.nikkansports.com

 

ロンドン五輪後の萩野の恐怖

 

萩野公介といえば、誰の目からも明らかのようにエリートそのもの。ロンドン五輪では銅メダルを獲得しましたが、当時はまだ高校3年生。

 

リオオリンピックでは、さらに実力がつく年齢にもなり、事実今回の400m個人メドレーの今シーズンのタイムはナンバーワンで金メダル候補筆頭でした。

 

しかし、ココにたどり着くには平坦な道のりではありませんでした。まずはライバルの瀬戸大也の存在です。

 

実力的には瀬戸よりも萩野が正直かなり上をいってます。しかし、レースとなると萩野は瀬戸に弱く、前述の2013年の世界選手権など、2012~2013年に世界の舞台で3連敗を喫しています。

 

ココ一番で勝負強い瀬戸大也に対して、萩野公介はメンタルの部分の弱さを露呈していました。

 

また、それだけではなく、昨年6月末には世界選手権を控えた練習へ向かう途中に、自転車で転倒し、右肘を骨折。

 

世界選手権はもちろん不出場。ライバルの瀬戸大也は、400m個人メドレーで2連覇を果たしたわけですから、萩野にとっては屈辱的な出来事でした。

 

世界選手権では、圧倒的な実力で複数の競技の金メダルを期待されていただけに、本人はショックもあったでしょう。

 

しかし、そこから萩野公介は這い上がってきました。北島康介を育てた名コーチの平井監督とともに、オリンピックの王者に輝きした。

 

しかも、“キング・オブ・スイマー”と呼ばれる400m個人メドレーで萩野の金メダルと瀬戸の銅メダル。競泳ニッポンココにありというのを世界に見せつけてくれました。

 

 

萩野公介はいくつメダルを獲得できる?

 

400m個人メドレーで金メダルを獲得した萩野ですが、8月9日には男子200m自由形決勝、8月10日には、男子4×200mフリーリレー決勝、8月12日には男子200m個人メドレー決勝に出場予定です。

 

まず、金メダルの期待がかかるのが、やはり個人メドレー。400に続き200mでの2冠を目指します。

 

200m個人メドレーでも1分55秒07の日本記録を今年樹立しており、メダルそれも金メダル候補筆頭といえるでしょう。

 

リレーは他の選手の調子もあるので、萩野の力だけではなんともできない所もありますが、チームワークの良さもあり、きっとメダルを獲得してくれるものと思います。期待も込めて。

 

残る200m自由形。この競技はライバルも多く混戦模様。昨年の世界水泳の金メダリストのイギリスのガイ、アジア選手権では萩野に破れはしたものの実力は十分の中国の孫楊、ベテランのドイツビーデルマンが3強といわれ、萩野は追う立場になります。

 

中でも、評価が高いのが孫楊。昨年の世界水泳はケガのため出場できませんでしたが、復帰戦のサンタクララ国際では、驚異的なタイムで優勝をしています。

 

萩野にとっては、孫楊が一番こわい存在がかもしれません。

 

ただ、400m個人メドレーで瀬戸を破り、今までのメンタル部分も克服。さらに進化した萩野が見られるかもしれません。

 

200m自由形は、これだけの大混戦ですから誰が優勝したとしてもおかしくありません。

 

萩野が殻を破り、勝負強さもついてくれば世界をあっということもあるかもしれません。

 

いづれにしろ、萩野は出場種目全てで、メダルを獲得。後は一番きれいなメダルをいくつ獲得できるかを注目したいです。期待も込めて。