ガンバ大阪パトリックが日本に帰化を希望 帰化の条件は大丈夫? W杯の代表入りは?
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ブラジルのメディアでガンバ大阪のFWパトリックが日本に帰化することを希望し、日本代表入りを目指していると報道されているようです。
ブラジルのメディアでガンバ大阪のFWパトリックが日本に帰化することを希望し、日本代表入りを目指していると報道されているようです。
日本に帰化し、代表入りとなると、ラモス瑠偉選手、三都主選手、闘莉王選手などを思い浮かべますよね。それぞれ日本代表の重要な選手であり、日本の勝利に貢献してくれましたね。
パトリックも日本に帰化すれば、日本代表選ばれるかははっきりしませんが、少なくとも所属チームのガンバ大阪にとっては嬉しいですよね。
今回は、先の天皇賞決勝でも大活躍したガンバ大阪のパトリックの帰化に関するニュースと、帰化の条件を満たしているか、また帰化はいつごろになり、気になるW杯の代表入りについてもいろいろ調べてみました。
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ガンバ大阪パトリックの帰化を希望するニュース
パトリックですが海外チームからのオファーもあったようですが、ガンバ大阪に残留を決断したようです。
理由はいろいろあるでしょうが、日本への愛着と代表入りしてW杯へ出場することがありそうです。
まあ、パトリックはブラジル人ですから母国で代表入りするのは至難の業ですからね。「日本代表なら」という思惑があったのかもしれませんね。
ところでパトリックは帰化の条件を満たしている?
日本に帰化したいといっても誰でも帰化できるわけではありません。一定の厳しい要件を満たしたうえでなおかつ申請からある程度長い期間を経て帰化が認められることになります。
ここで帰化の条件を見ていきます。
1. 住所条件
住所帰化の申請をする時まで,引き続き5年以上日本に住んでいる。
2 . 能力条件
年齢が20歳以上であって成人の年齢に達している。
3 . 素行条件
素行が善良であること。
4 . 生計条件
生活に困るようなことがなく,日本で暮らしていける。
5 . 重国籍防止条件
帰化しようとする人は、無国籍であるか,帰化によってそれまでの国籍を喪失することが必要。
6 . 憲法遵守条件
日本の政府を暴力で破壊することを企てたり主張するよいうな人は帰化が許可されません。
ただし、上記の条件は帰化が認められる最低の条件で、条件を満たしていても帰化が認められない場合もあります。
それでは順番に見ていきましょう。
まず1の住所要件ですが、パトリックは2013年にブラジルのサルゲイロから川崎フロンターレに加入したので3年間日本にいることになります。住所条件は5年ですから、
まだ全然足りません。あと最低でも2年日本に在住しなければなりません。
ということは帰化が認めれて2018年のW杯の代表入りができるかどうかという感じです。帰化の条件を満たして申請をしてもすぐに認められるわけではありません。審査に一定期間かかり晴れて帰化ができます。
だいたいその期間ですが1年間などといわれています。早く帰化が認められれば、2018年のW杯に間に合いますが、そもそも本大会までに帰化が間に合わないかもしれんません。
2の年齢条件ですが、パトリックは28歳で20歳を超えていますし、成年にも達しています。この条件は問題はないのですが、問題は代表入りができるかどうかですね。
2018年のW杯の時は32歳。その次の2022年になると36歳。2022年は年齢的に厳しいですね。2018年でも本人のケアにもよりますが、ギリギリなのかもしれません。
3の素行条件は人種差別の被害者にはなりましたが、冷静な対応で特に問題はなそうです。4の生計条件もプロサッカー選手ですから問題はないでしょう。
5の重国籍防止条件も本人が日本に帰化する意志があるなら問題ないと思われます。6の憲法遵守条件もおそらく問題ないでしょう。
パトリックの日本への帰化希望のニュース。日本人にとっては嬉しいニュースなのですが、本人の代表入りそしてW杯出場は非常に微妙ですね。確立としてはW杯に行けない確立が高いですね。帰化が認められても、時の代表監督に認められなければならないわけですからね。