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TOEICが10年ぶりに大改訂 2016年いつから? 変更内容は?

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英語の能力をはかるうえで、TOEICのスコアは欠かせないものになってきました。受験から、就職、転職、昇進、資格試験などTOEICのスコアが基準となるケースは年々増えています。

 

また楽天のように、社内英語化に取り組む企業も今後増えると予想され、楽天のようにTOEICのスコアを義務とする企業も出てくるのではないかと思います。

 

そんなTOEICの評価が高い日本ですが、2016年にはなんと10年ぶりに大改訂することが先ごろ発表されました。

 

 

今まで受験テクニックに頼って、TOEICを受けていた人たちにとっては新たな戦略を立てる必要が出てきました。

 

 

今回は、10年ぶりに大改訂するTOEICについていろいろ調べてみました。

 

 

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TOEICの大改訂はいつから?

 

今回のTOEICの改訂は2016年5月29日(日)のテストから導入されます。11月末の今からだとおよそ約半年後ということになります。

 

この改訂は、最近TOEICの勉強を始めた人にとっては、“寝耳に水”という感じですね。対策を立てられずにいきなり新形式でとなる人も多いかも。

 

新形式に変わるまでは、

 

第207回 試験日 2016年1月31日(日)
ネット申し込み 2015年11月13日(金)10:00 ~ 2015年12月11日(金)15:00締切


第208回 試験日 2016年3月13日(日)
ネット申し込み 2016年1月5日(火)10:00 ~ 2016年2月2日(火)15:00締切


第209回 試験日 2016年4月10日(日)
ネット申し込み 2016年2月5日(金)10:00 ~ 2016年3月1日(火)15:00締切

 

 

上記の3回のみのチャンス。この3回でなんとかしたいという人は急いで猛勉強ですね。火事場の馬鹿力で意外に高スコアが取れるかもしれませんよ。

 

 

申込みは下記まで。

 

www.toeic.or.jp

 

 

TOEICの大改訂 変更内容は?

 

新形式になる前にできれば高スコアを取れるに越したことはありません。しかし、じっくりと真の英語力をつけたいという人もいるでしょうし、そもそも勉強時間を取れないという人もいるでしょう。

 

そんな人にとっては、新形式の対策はやはりやっていたほうがいい。変更内容を知るのとそうでないのではある程度スコアに影響を与えるはずですから。

 

今回の大改訂で内容はあまり変わらないのは、パート1(写真描写問題)と2(応答問題)、5(単文穴埋め問題)。

これらは比較的簡単なパートで多くの人の得点源になっていたし、落としてはいけないパートです。

これらのパートの設問数が減るので実質それだけでも難易度が上がったといえるでしょう。

 

そして問題の出題形式が大きく変わるのは、パート3(会話問題)、4(説明文問題)、6(長文穴埋め問題)、7(読解問題)。


元々苦手だったという人初学者の人にとってはさほどではないかもしれません。今から対策を立てしっかり勉強をすればいいことですから。


問題は、長年勉強をしていて上記のパートは対策を立てて得意だったという人。特に実力以上にテクニックで正解していたという人は要注意です。

 

TOEICテストの2016年の改訂の具体的な点は、

 

  • 3人以上の人物による会話問題
  • 音声で聞いた内容と問題用紙に印刷された図表を関連づけて答えさせる問題
  • チャットなどのたツールで複数名がやり取りを行う問題


などを新たに採用しています。たとえば会話問題は2名でしたが、複数名がランダムに話す会話問題になります。また、複数人がやり取りをすることでより難易度が上がりますし、実践的になったとも言えます。

今回の改訂は、複雑なリスニング力が問われるようになった点が注目する点ですが、同時に英語を読む力をより試されるようになったとも言えます。

 

国際化時代ですから、グローバルにコミュニケーションをする力が必要です。さらにネット時代ですから英文を読む力はますます大事になっています。

 

この点からもTOEICの大改訂は時代に沿った改訂であるとも言えますね。

 

 

TOEIC新旧テストスコアの評価は?

 

気になるのはこれらの改良によって新旧テストのスコアの評価です。


これに対しては、TOEICテスト日本の運営元である国際ビジネスコミュニケーション協会のR&D室長・三橋峰夫氏のよると、調査・検証を重ねて、難易度に変化が生じないよう設計されており、これまでのスコアと新たなスコアは同じ評価となり、テストとしての質や一貫性が担保されていることが強調されています。


また「リスニングセクション(45分間・100問・5~495点)とリーディングセクション(75分間・100問・5~495点)とうテストの枠組みは基本的にこれまで通りということになります。


確かに理論上はそうなんですが、TOEICを実力以上の高スコアを取るためには、傾向と対策をしっかり立てることが何より大事ですからね。


特に“攻略法”に頼っていた人にとっては、改定前の試験を受けるのが得策。今から頑張って改定前までに高スコアを確保しておきたいところですね。