台風15号の進路が沖縄九州へ 石垣島や宮古島の空路は22日にも影響か
SPONSORED LINK
ダブル台風の動きが気になりますね。
首都圏にも直撃するかもというおそれがあった台風16号は、高気圧の勢力が強くどうやら進路を東寄りに進むようです。
こちらはまだ進路が変わることもありえますが、最悪の事態は回避できそうな状態になってきました。
ところが心配なのが台風15号(コーニー)。西寄りに進むかと思いきや沖縄から九州へとかなり接近し、直撃という可能性も出てきました。
さらに石垣島や宮古島では風が強くなり、海が荒れてきてその影響が出だしてきました。
今後気になる台風15号の進路や影響は?
SPONSORED LINK
台風15号気象庁の3日間進路予報
まずは気象庁発表の3日間進路予報です。
出典 気象庁 | 台風情報
先島諸島、沖縄、奄美地方などにとっては最悪のルートを通る可能性も出てきました。
当初は台湾への直撃も予報されていましたが、東寄りのルートを通る公算が高くなってきました。
台風15号中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルですからかなりの強さです。
中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
このまま進むと、八重山地方には24日前後にも直撃するおそれがあります。
台風15号気象庁の5日間進路予報
次に5日間進路予報で、もう少し先の進路の可能性を見ていきましょう。
出典 気象庁 | 台風情報
沖縄や奄美地方を進み来週中ごろにはなんと九州へ直撃するかもしれないという進路予報です。しかも予報円の中心は、九州の中心都市福岡へ向かっています。
かなりの混乱を招くかもしれませんね。台風の接近に備えて防災の準備を怠らないようにしましょう。
ただ、5日間予報ですから予報円がかなり大きいです。西寄りのルートを通れば韓国へ向かう可能性もあります。
逆に東寄りのルートを通れば中国四国地方から近畿、東海まで直撃の可能性もありえます。台風の今後の動きが非常に気になりますね。
米軍の台風進路予報は?
次に米軍の台風進路予報も見てみましょう。米軍の台風情報は主に在日米軍やその家族の安全のため発表されています。
予報が正確との評判も高く、日本の気象庁の予報よりもよく当たるぐらいです。
気象庁と米軍の台風情報を2つ見比べて、より慎重に備えをしておくことをおすすめします。それは、気象庁の予報が当たるときもあれば、米軍の予報が当たるときもあるからです。
今回の台風15号に関しては、米軍の予報も気象庁とほぼ同じような感じでしょうか。九州周辺はほんの少し東寄りのルートでしょうか。
2つの予報がほぼ一致しているということは、それだけそのルートを辿る可能性が高いとも言えますね。
台風15号空路への影響は?
九州・沖縄へ台風が接近するとなると気になるのが空路への影響です。
沖縄などは離島なので空路で移動するのは当然ですが、九州へも新幹線が通っているものの、時間もかかるし、まだまだ空路への移動が主流です。
ここからは台風15号の空路への影響を見ていきましょう。各社の台風に関してのアナウンスです。
JALグループ
日本航空(JAL)は、台風15号の影響に関するアナウンスがすでに発表されています。
JALの発表によると、<22日午後から24日>八重山・宮古諸島 <24日>沖縄那覇 ・久米島および奄美群島 これらの地域を発着する便に遅延、欠航、条件付運航などが見込まれています。
台風接近に際して、JALでは国内線航空券の特別な対応をします。たとえば予約変更ができない航空券でも予約変更や払い戻しの対応をとる場合があります。詳しくはJALのホームページまで。
ANA
全日空(ANA)は、台風15号の影響に関するアナウンスがすでに発表されています。
ANAの発表によると、22日午後から23日にかけて宮古・石垣空港、23日から24日にかけて沖縄那覇空港を発着する便に運航への影響が懸念ということです。
また、22日午後から23日に宮古・石垣空港を発着する便は、運航が厳しくなる見込みとの発表も併せてされています。
台風接近に際して、ANAでは国内線航空券の特別な対応をします。たとえば予約変更ができない航空券でも予約変更や払い戻しの対応をとる場合があります。詳しくはANAのホームページまで。
スカイマーク
スカイマークでも台風15号に関するアナウンスがされています。23日午後から24日にかけて沖縄・那覇空港を発着する便の運航に影響が発生する懸念ということです。
スカイマークの悪天候時の航空券の取扱いの詳しい説明は公式ページまで。
ソラシドエア
ソラシドエアでも台風15号に関するアナウンスがされています。22日午後から23日かけて石垣空港に最接近することが予想されています。このため、石垣空港を発着する便は、運航が厳しくなる見込みということです。
ソラシドエアの客都合以外での航空券の取扱いの詳しい説明は公式ページまで。
スターフライヤー
台風15号に関するアナウンスはまだありません。
LCC各社
Peachは、同社のtwitterアカウントで、「台風15号の接近に伴い、8月23~24日石垣空港、並びに8月24日沖縄那覇空港を発着する便への影響が懸念されます。台風の進路、速度により状況が変わる可能性があります。お出かけ前に最新の運航状況を弊社ホームページまたはTwitterにてご確認下さい。」とアナウンス。
バニラエアは、「現在台風15号が発生している為、今後の進路によっては運航便へ影響がでる可能性がございます。最新の運航状況をご確認下さい。」のみアナウンス。
ジェットスタージャパンは今のところ特にアナウンスはされていません。
LCCは、台風に関する欠航や遅延は取扱いが大手航空会社と異なる場合があります。詳しくは各社まで。