お好み焼き定食は肥満の元 その他にもやめたほうが良い外食の定番
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大阪では定番の「お好み焼き定食」。お好み焼きをおかずにご飯を食べるのですが、関西圏以外では“ありえない組み合わせ”として、時折話題にもなっています。
大阪の人にとっては、当たり前すぎる組み合わせですが、地元大阪府もこの食習慣に対して警鐘を鳴らしています。
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お好み焼き定食に大阪府が物言い
お好み焼きにご飯の組み合わせは、大阪人からすると当たり前のことで、批判をするのはほとんど他府県からという感じでした。
しかし、今回地元大阪府でも、お好み焼きなどの粉モンとご飯の組み合わせに対して、控えるように促しています。
記事によると、府は「大阪ではよく見られる食習慣で否定はしないが、太っている人は回数を減らすなど工夫してほしい」と呼びかけています。
このように呼びかけるのは、大阪府が行った調査で、太った人の方が、粉モン+ご飯の組み合わせをよく食べているというからのようです。
これは、たまごとニワトリの関係にも似ていますが、粉モン+ご飯を食べるから太ったとも言えますね。
最近は、糖質制限が話題になっています。糖質制限の主なものは、炭水化物です。糖質制限によって、ダイエットや健康を考える人は、炭水化物を極力控えます。
衝撃的なダイエットで有名な「ライザップ」がありますが、ライザップの痩せるコツの一つに糖質制限食があります。
痩せるためには、糖質制限が大事ということは、逆をいえば糖質をたっぷり摂ることは太りやすくなるともいえるのです。
お好み焼きなどの粉モンの主なものは、小麦粉で炭水化物です。ご飯ももちろん炭水化物です。
つまり、ダブルの炭水化物を一緒に食べるわけですから、糖質制限どころか糖質づくしで糖質たっぷりなわけです。
ライザップでダイエット中に、お好み焼き定食を食べましたというと、ものすごく怒られるかもしれない、それがお好み焼きにご飯の組み合わせです。
ダイエットだけでなく健康面も心配
炭水化物はダイエットにとってよくないものの一つですが、健康面でも心配な栄養素です。
それは、血糖値です。
ご飯やお好み焼きのような炭水化物は、血糖値を急上昇させてしまいます。血糖値が急上昇すると、身体は血糖値を下げるため、インスリンを分泌します。
炭水化物を頻繁にしかもたっぷり食べると、当然いつも食後は、血糖値が急上昇します。
そのため、人によってはインスリンの分泌が上手く機能しなくなり、糖尿病になるということもあるのです。
そして、糖尿病になると、医師から通常、糖質を控える食事制限を言い渡されます。医者に「お好み焼き定食はどうですか?」と質問すると、
「絶対ダメ」とおそらく言われるでしょう。
お好み焼き定食だけでない こんな外食の定番は肥満の元
批判が多いお好み焼きにご飯の組み合わせですが、外食の定番としてよく食べられるものでも、「これはどうなの?」というものはあります。
ラーメン炒飯
まずは、チャーハン+ラーメンです。王将などでは焼き飯+ラーメンですね。がっつり食べたい男の定番ランチです。もしくはラーメンにご飯も同様です。
お昼時には、ちょっとお値段の安い、半チャンラーメン、つまりチャーハンが半分だけというのがよく見られます。
これも典型的なダブルの炭水化物です。ただ、お好み焼きと違って、スープがあるのでなんとなくおかずという感じもしますので、あまり批判がありません。
でも、ダイエットで考えると、ラーメンのスープはけっこうカロリーが高く、太りたくなければ、スープは残すのが常識です。
ライザップでダイエット中に、ラーメン炒飯を食べると、お好みやとご飯と同じようにかなり怒られるでしょう。
ラーメンと餃子
ラーメンと餃子も、もはや定番で多くの人が好んで食べる組み合わせです。その他、餃子とご飯を組み合わせた餃子定食なるものもあります。
この組み合わせですが、中国人は麺類と餃子は一緒に食べないようです。理由は2つとも小麦を使う主食だから。
餃子というと、日本ではおかずのように扱われますが、小麦を使ういわば粉モン。一緒に食べると、粉モン+ご飯と同じで、炭水化物の合わせ技というわけです。
美味しいのはわかるのですが、ダイエットや健康には問題がありそうです。
その他にも、うどんやそばにいなりやおにぎりも同じですし、かやくご飯の組み合わせも一見健康的なように見えてちょっと問題があるかもしれません。
カツ丼にうどん、そばもやっぱり炭水化物の合わせ技。ダイエット中は、やめるべきといえる組み合わせでしょう。
粉モンはミシュランにも認められた食文化
大阪の粉モン文化といえば、今やミシュランにも掲載されるほどの日本を代表する食文化の一つです。
確かに美味しいですし、お好み焼きだけだとちょっとお腹一杯にならないので、ご飯も一緒に食べたい気持ちもよくわかります。
でも、やっぱり太りたくなかったり、健康面を気にするのなら、できるだけ控えた方が良い組み合わせだと言わざるをえないでしょう。