石田純一が都知事に立候補？　学歴・経歴・エピソードで適任かどうかを考えてみた

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俳優石田純一が東京都知事選に立候補する事になりました。

舛添都知事の辞任によって、どのような候補者が並ぶかと思いきや、正直期待はずれだったと思う有権者は少なくないと思います。

そんな中、まさかの石田純一氏の立候補。

まあ、見た目は悪くはないでしょうが、本当に政治家として大丈夫？と思っているのは、私だけでなく多くの人が感じていることでしょう。

石田純一の学歴・経歴・エピソードなどを見て、都知事として適任なのかどうかを考えてみようと思います。

石田純一氏の学歴は？

政治家に学歴は関係がないともいえますが、実際に公務に携わったり、条例を決めたりと都知事にはその専門的な知識が必要でしょう。

確かに日本の政治といえば、タレント候補など全く政治や法律の勉強をしたことがないような人が存在しています。

ただ、長く政治家を務める人は、政治家になって努力をしてきて、ある程度の能力を備える人もいます。

また、かつての有名人の知事では、橋下大阪府知事や東国原宮崎県知事のように、弁護士として活躍したり、早稲田の政治経済学部で学んだりと一定の専門性はありました。

では、石田純一氏はどうでしょう？学歴はこんな感じです。

石田純一氏の父はNHKアナウンサーで、4歳まではでアメリカ・ワシントンで育ちます。

父がNHKのアナウンサーなので、転勤は多かったのかもしれませんが、その後のことははっきりとはわからず東京都立青山高等学校を経て、早稲田大学商学部中退しています。

学歴は、中退ではありますが早稲田大学に入学しており、一応高学歴の部類にはなるのでしょうが。

ただし、商学部ですから政治経済、行政とは全く畑違いということで、あまり評価はできないのではないでしょうか。

石田純一氏の経歴は政治家向き？

学歴だけが全てではありません。その後の経歴が素晴らしく政治家の資質や能力があるという人もいてるでしょう。

では、石田純一氏の経歴は政治家に向いているといえるのでしょうか？

石田純一氏は、俳優としての経歴が長く、確かに知名度はあります。知名度が高いので選挙には強いかもしれませんが、これから政治家になる者としての目立った経歴はあまりありません。

1997年4月に『スーパーJチャンネル』のメインキャスターに就任し、月曜日から木曜日までレギュラー出演をしていました。ただし、長谷川理恵との不倫騒動で1年で降板しています。

キャスターやアナウンサーが政治家向きかというと、その人にもよるでしょう。

ただ、原稿を読み上げるだけのレベルの人もいれば、しっかりと専門性な知識や教養もあり、自分の意見を述べられる人もいますから。

ただ日本では、キャスターの経歴は政治家としての資質にプラスと考える人は多いのではないかと思います。

その他には、昨年国会議事堂前で行われた平和安全法制関連法案に対する抗議活動に参加したり、「SEALDs」の集会でスピーチを行ったことがあります。

政治活動としての実績がありますが、これらは憲法改正や平和安全法制関連法案に対する抗議など都知事の専権の範囲外のこと。

これらは、国の専権事項で、都知事にも発言によって、一定の影響力があるだろうが、権限はありません。

自己の政治信念を実現したいなら、石田純一氏は都知事に立候補するよりも参議院選挙に立候補したほうが良いのではないかと思います。