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Nani-Sore 何それ?

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白鵬は引退後に親方になれる? 相撲界の外国人問題

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先の大阪の春場所では、白鵬が最多の36回の優勝を成し遂げました。しかし、その優勝ですが、ちょっと後味が悪く、白鵬に向けてブーイング、やじが飛び交いました。

 

なぜなら、白鵬は横綱日馬富士との千秋楽の取り組みで、横綱同士の戦いでありながら変化をつけて優勝を手に入れたからです。

 

この取組に関しては、いろいろな批判や憶測がありますが、白鵬もそろそろ体力的に勝ち続けていくことが難しく、引退も近いのではないかという予想もあります。

 

白鵬が近々引退するかどうかは微妙なところですが、引退するとなると、親方になるのかは気になりますね。あれだけの大横綱ですから。

 

ただ、そこに待ったをかけるのが、「相撲界の外国人問題」。白鵬が華々しい優勝回数を誇っても、日本人でないために親方になって、相撲界に残るのは簡単ではありません。

 

今回は、相撲界の外国人問題について、白鵬が引退後親方に慣れるかどうかについて、いろいろ調べてみました。

 

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引退後に親方になるためには年寄り名跡の取得が必要

 

相撲の力士が引退後に親方になるためには、「年寄り名跡」を取得しなければならないのが原則です。

 

年寄り名跡とは、日本相撲協会に記載されている年寄りの名を襲名する権利です。年寄り株ともいわれます。年寄りの名を襲名しなければ、日本相撲協会で役員になったり、相撲部屋を開いて親方になることはできません。

 

成功者は自分の成功を後進たちに教えたいものです。スポーツ界では監督やコーチに引退後、現役時代の名選手たちがなりますからね。相撲も同じですね。ただ、一般のスポーツは指導者への道は、ある程度オープンに開かれています。しかし、大相撲の場合は、少し事情が異なります。

 

ちなみにこの年寄名跡ですが、全部で105あります。105というと多いような気がしますが、いつも105あるわけではなく、現在の親方から譲りうけたりする必要があるわけです。

 

 

年寄名跡を取得しなくても指導者になれる例外

 

親方になるためには、年寄名跡を取得することが必要なのが原則です。ただ、これには例外もあります。

 

まず、横綱は引退後5年間、大関は3年間を限度に、現役当時のしこ名のまま相撲界に残ることができます。

 

期間限定ですが、短いながら年寄名跡を取得しなくても、後進の指導ができるわけです。たとえば、白鵬という名前で各界に残れるわけです。5年間だけですが。

 

もう一つの例外は、「一代年寄」。一代年寄とは、相撲界に大きな功績を残した力士に認められる制度です。一般の年寄名跡は、代々引き継がれていきます。


しかし、一代年寄は、文字通り本人限りでその権利が消滅。また親方の名前も、力士名がそのまま年寄り名となります。


一代年寄の例としては、大鵬、北の湖、貴乃花などです。皆さん相撲界に大きな影響を残した大横綱ばかりですね。ちなみにウルフこと千代の富士も、一代年寄の話がありましたが、本人が辞退し、年寄名跡を取得して、九重親方として活躍されています。

 

白鵬の功績を考えると、大鵬、北の湖、貴乃花に並び称され、十分にその資格があるように思われます。ただ白鵬が親方になるためには、もう一つの問題点があります。

 

 

外国人は親方になれない

 

白鵬のような次々と記録を塗り替える平成の大横綱でも、ある条件のために、親方になることはできません。それは、「日本人でないこと」。つまり外国人は相撲協会の決まりでは親方になることはできません。

 

でも、外国人の親方はいるのでは?という疑問があるかもしれません。元横綱武蔵丸の武蔵川親方などがいます。

 

では、どうして武蔵丸が外国人でありながら、親方になることができたかというと、「日本に帰化」したからです。帰化とは日本の国籍を取得して、名実ともに日本人になることをいいます。

 

サッカーの代表選手も日本人だけがなることができ、外国人が日本代表になるためには、選ばれるような選手であるとともに、日本に帰化して日本人にならなければなりません。

 

このように、外国人は親方になれないため、白鵬が親方になるためには、まずは日本に帰化して日本の国籍を取得しなければなりません。さもなければ、年寄名跡も取得できませんし、一代年寄も短期間で認められる現役名のまま相撲界に残ることもできません。

 

 

白鵬は日本に帰化するのか?

 

白鵬が日本に帰化するかどうかは微妙です。日本に帰化すれば、将来はおそらく安泰であり、強い力士を輩出する親方になるかもしれません(帰化しなくても、もうモンゴルの英雄だから将来は安泰でしょうが)。

 

ただ、白鵬の父は、モンゴル初の五輪メダリストとなった国民的英雄です。そんな家系ですから、モンゴルの国籍を捨て日本人になるのは抵抗があるのではないかといわれています。父の反対もありそうですし。

 

白鵬が一代年寄になれる可能性は、十分あるだけに、大相撲の国籍条項がなければ白鵬が相撲界に残れます。本人もこの国籍条項をなくして、自身が初の“外国人親方”になることを狙っているともささやかれています。