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大学受験2017 新設大学・学部・学科? 合格率や難易度はどうなる?

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2016年の大学受験が終わり、合格と不合格で明暗が別れました。残念ながら不合格の人は、1年じっくり勉強をして来年に備えます。今年高校3年生になる人は、いよいよ受験が間近に近づいてきました。

 

今回は、2017年の大学受験について。新設の大学・学部・学科などを調べてみました。新設の場合の合格率や難易度などは、過去の傾向はどうだったのかついても紹介します。

 

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国公立大学の学部・学科の新設

 

国公立大学では、京都大学が学科の改組を行ったりしますが、全くの新設となると、富山県立大学が工学部で、医薬品工学科を設けます。

 

入学定員は35人。医薬品及び製剤技術の開発、バイオ医薬品の生産、再生医療工学などに特化した現在のニーズにあった学科ですね。

 

www.pu-toyama.ac.jp

 

 

私立大学の新設

 

医療関連の大学がいくつか新設されることになります。新設大学はすべて予定で名称などは仮称になります。

 

北海道千歳リハビリテーション大学

健康科学部リハビリテーション科があり、新設の予定です。
募集は、理学療法学専攻80名、作業療法学専攻30名になるようです。

www.chitose-reha.ac.jp

 

岩手保健医療大学

看護学部看護ができる予定です。募集は80名になる見込み。

www.iuhms.jp

 

その他には、福井医療短期大学が募集を停止し、「福井医療大学」。愛知きわみ看護短期大学が募集を停止し、「一宮研伸大学」。大阪キリスト教短期大学が募集を停止し、「大阪キリスト教学院大学」。福岡歯科大学が学部新設ではなく、新たに「福岡看護大学」をつくる予定になっています。

 

 

私立大学の学部・学科の新設

 

いくつかの私立大学では学部・学科の新設を予定してます。主なものを紹介します。また、その他にも従来の学科を改組し、新たな学部・学科をつくる動きもみられます。

 

  • いわき明星大学 看護学部 看護学科
  • 国際医療福祉大学 医学部 医学科
  • 秀明大学 看護学部 看護学科
  • 東京情報大学 看護学部 看護学科
  • 津田塾大学 総合政策学部 総合政策学科
  • 東邦大学 健康科学学部 看護学科
  • 名古屋外国語大学 世界共生学部 世界共生学科
  • 日本福祉大学 スポーツ科学学部 スポーツ科学学科
  • 人間環境大学 松山看護学部 看護学科
  • 京都産業大学 現代社会学部 現代社会健康スポーツ社会学科
  • 大阪歯科大学 医療保健学部 口腔保健口腔工学科
  • 広島修道大学 健康科学学部 心理 健康栄養学科
  • 久留米大学 人間健康学部 総合子ども学科 スポーツ医科学学科
  • 関東学院大学 法学部 地域創生学科
  •  静岡理工科大学 理工学部 建築学科
  • 愛知淑徳大学 健康医療科学学部 健康栄養学科
  • 聖カタリナ大学 人間健康福祉学部 看護学科

 

学部・学科の新設などは予定ですので、最新情報は各大学までご確認ください。また、詳しい情報をこちらでもみることができます。

 

www.keinet.ne.jp

 

 

 新設の場合の合格率や難易度はどうなる?

 

大学の新設の場合は、近年の大学全入時代になり無駄に新設されるのではなく、学生のニーズがある医療関連の大学だけが新設される見込みです。

 

新設の大学は実績がないため、相当人気を集めるというのは、経営する学校法人の実績や、何らかの話題性がない限りは、それほどないでしょう。

 

ただ、設備などはもちろん新しく、大学も先行投資をしているので、オープンキャンパスなどで、その素晴らしが認められば人気になる場合もあるかもしれません。

 

一方、学部や学科の新設については、受験生の心理で合格がしやすいと思う人が多くいます。また、大学も新たな学部や学科を新設するにあたって、大きく宣伝をします。中には魅力的なプロモーションを打つところもあるでしょう。

 

そのような宣伝に魅せられて、多くの学生が志願するという場合もあります。そのため新設の学部や学科は、従来は合格の倍率が上がるという傾向です。

 

ただ、新設学部や学科に集まる人で、本来その大学へ合格するには、ちょっと厳しい層が、新設なら合格しやすいという錯覚もあり、集まってくる傾向もあります。

 

そのため、たしかに倍率が上がりますが、難易度が他の学部と比べて極端に高いということは、世の中のニーズに合った学部や学科でなければそれほどないと思われます。

 

受験に成功できるかどうかは、真面目な勉強もさることながら、常に新しい有益な情報をキャッチすることが重要です。2017年の大学受験、今後の動向に注目ですね。