アメリカ大統領選2016トランプ氏優位 スーパーチューズデーでどうなる?
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アメリカ大統領選挙の共和党指名者争いですが、序盤はあのドナルド・トランプ氏(69)が優位に進めています。
そしていよいよ3月1日は、山場であるスーパーチューズデーを迎えます。ここを圧勝するようなことがあれば、勢いに乗ってかなりの優位に立ちそうです。
数々の暴言でこの人がアメリカ大統領になったらとても心配という人も多いはず。そんな現実がもしかしたらあるかもしれません。
今回は注目のアメリカ大統領選挙指名者争いでいろんな意味で注目を集めているドナルド・トランプ氏。CNNの世論調査の状況やもしスーパーチューズデーでトランプ氏が圧勝するような事態が起これば、今後はどうなるのかについていろいろ調べてみました。
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トランプ氏優位の世論調査
ドナルド・トランプ氏といえばその過激な発言が有名です。例えば、「イスラム教徒の入国を禁止すべき」、「メキシコとの国境に壁をつくる」、「世界同時株安は中国、お前らのせいだ!」などは有名ですね。
また、日本にも「我々は中国と日本を打ち負かすぞ!」という発言もあり、彼が大統領になったら近年良好な関係にあった日米関係がどうなるかも心配があります。
そんな心配のなか、最近の世論調査では、トランプ氏が優位との情報が流れています。
共和党党内の支持率がなんと過去最高の49%という驚きの結果。2位のマルコ・ルビオ上院議員が16%ですから、なんと30ポイント以上の大差があります。
世論調査はCNNが実施し、民主党はクリントン氏が優位に選挙戦を優位に進めており、「トランプ、クリントン両氏とも大統領選で2大政党の先頭に立つ態勢が整った」と伝えています。
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トランプ氏はスーパーチューズデーでも勝つのか?
3月1日は、指名者争いでの山場スーパーチューズデーです。スーパーチューズデーは、多くの州で同時に予備選挙が行われます。このスーパーチューズデー圧勝するような候補は、過去も指名獲得へ大きく前進するような結果にもなっています。
一つの州での選挙戦なら対策も立てやすいので、劣勢の候補者でも勝つことは選挙戦次第では可能です。ただスーパーチューズデーのように多くの州で選挙戦が行われると、その全てに力を注ぐことができないため、対策が立てにくいですからね。
結果強くて勢いのある候補が勝つ、さらにその結果が今後の勢いを加速させるというような感じですね。
過去にもビル・クリントンやジョージ・ブッシュなどの大統領もこのスーパーチューズデーで確たる勝利を収め、指名者争いに勝ち、大統領に登りつめました。
今回同じ共和党の候補者であるクルーズ氏もスーパーチューズデーでの結果次第ではトランプ氏がこのまま指名者争いに勝つのはほぼ確実という発言をテレビでしています。
この発言の真意は、「トランプ氏が大統領候補になったらどうする?」、「だったら私に入れてください」というのがあるようです。ただ各候補ともトランプ氏が支持を広めていることに対して、かなりの警戒はあるようです。
民主党とトランプ氏の争いは?
仮にトランプ氏がスーパーチューズデーで圧勝し、その後共和党の候補者として指名を受けても、まだまだ大統領になる道のりは険しいです。
今度は予備選ではなく本選があり、民主党の候補と戦わなければならないからです。その民主党ですが、ヒラリー・クリントン氏が選挙戦を有利に進めています。
気になるスーパーチューズデーの結果次第では、一気にクリントン氏が大統領候補指名に近づくようなこともあるでしょう。
となると、クリントン氏とトランプ氏の争いとなります。今までは過激な発言が目立ったトランプ氏ですが、今後の発言は変化するかもしれません。今まで通りの過激な発言では、クリントン氏の支持者を切り崩すのはとても難しい。
トランプ氏はいろいろ差別的な発言もありましたし、女性や白人以外にはなかなか苦労しそうですからね。また主な支持層である高卒白人ではなく、エリート層の評価も気になるところです。
トランプ氏がアメリカ大統領になるのでは?そうすれば今までの国際関係も大幅に変わってしまうという懸念を持っている人も多いでしょう。
ただ、その道のりはかなりの厳しく、たとえ共和党の候補者になっても本選では難しいのではないかと予想します。
仮に大統領になったら、過激な発言は少なくなるでしょうがね。トランプ氏がアメリカ大統領になるようなことはあるのでしょうか?アメリカ大統領選挙の結果が気になります。