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北海道にPM2.5が流入か 中国からの恐ろしい大気汚染とは? 対策は?

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PM2.5などによる大気汚染が12月9日夜から10日夕方にかけて、北海道にまで流れ込むことが予想されています。

 

北海道というとイメージでは日本の東にあるので、あまり影響がなさそうですが移動性高気圧の中心が関東付近に進み、高気圧の縁を回る西寄りの風が吹く見込み。

この風に乗って、北海道には大気汚染物質が流れ込む可能性があるようです。


九州では毎年黄砂などの問題が多いので、北海道となると驚きを隠せない人も多いはず。


また、中国の大気汚染も改善が進まないため、今後もこのような事態が起こりうる可能性は全国各地で多々あります。


今回はこの恐ろしいPM2.5の危険性やその対策についていろいろ調べてみました。

 

 

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中国北京の大気汚染は最高レベルの赤色警告

 

大気汚染物質を排出している中国では、現在PM2.5による大気汚染が深刻な状況になっています。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

中国の都市では以前から、晴れていてもニュースのような靄がかかったような状況になっています。市民の多くは、大気汚染の警戒のためにマスクを着用する人が目立っています。

 

この“招かざる客”が北海道へと流入する危険性があります。

 

 

PM2.5とは? その危険性は?

 

「PM」とは「Particulate Matter」(粒子状物質)の略です。2・5とは2・5マイクロメートル(1000分の1ミリ)の大きさのことをいいます。

 

出典:東京都環境局ホームページ

 

人間の頭髪やスギ花粉と比べるとその小ささが改めてわかりますね。

 

PM2.5は、ぜんそくや肺気腫や肺がんなどの呼吸器疾患、血栓や心臓病などへの健康面への影響が懸念されています。


ただ、それ以上にPM2.5が恐ろしいのが、その粒子の小ささゆえに重力の影響を受けにくく、上昇気流に乗って大気中に長期間滞留しながら広範囲に拡散することです。


また、中国の映像でもわかるように大気汚染がもっと深刻になれば、日光が遮断されることも予想され、急速に地球が寒冷化することも考えられます。

 

 

2014年には実は北海道へPM2.5の影響があった

 

2014年の夏には、実は北海道にPM2.5の影響がありました。その時の様子です。

 

 

 

 

霧がかかったような状況だけでなく、臭いもあるようです。ビニールを燃やしたような悪臭という表現です。かなり臭そうですね。

 

 

PM2.5の警報が出た場合 その対策は?

 

PM2.5による大気汚染は、呼吸器疾患、血栓や心臓病などの健康被害をもたらす可能性があります。特に小さなお子さんのいるご家庭や、ぜんそくなどの呼吸器疾患をもっている人には心配ですね。

 

PM2.5が流れてきて、警報が出るような事態になることを想定してその対策をあらかじめ講じておきたいところです。

 

まず大事なことは、外出を避けることです。家にいれば大気汚染のリスクはかなり軽減されます。

 

 

さらに、家の窓を閉め切ること。窓を閉め切ればそれだけ大気汚染物質が流れ込む危険性が減りますからね。

 

 

幸いこの時期の北海道は真冬ということもあり、雪で外出を控えたり、窓を開けないような人も多いはず。

 

 

PM2.5の流入の予定が9日夜からなので早めに用事を済ませ、警報に備えておきたいところです。

 

実際に警報が出た場合は、家の中でも空気清浄機を使用するのがベターです。また外出する場合は、PM2.5のようなごく小さな粒子にも対応するマスクを着用しましょう。

 

今はインフルエンザなどの予防にもなりますので、多くの人がマスクを着用しています。そのため街でマスクを着用しても、あまり違和感がないですからね。