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イスラム国のテロの標的はアジアに拡散!? 今後危ない海外の地域はどこ?

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イスラム国のテロが激しくなっています。フランスでの同時多発テロ後も、テロにかなり神経質になっているアメリカでも無差別発砲事件が起こっています。

 

www.sankei.com

 

この事件でも容疑者とイスラム国との関係性が疑われています。

 

 

テロに非常に敏感になっている欧米の国々ですが、現在は人が国境を超える時代。私たちの身近なところでもテロの危険が迫っているかもしれません。

 

今回は、イスラム国のテロの標的がアジアに拡散する恐れがある様々な情報を集めてみました。もはや世界のどこでテロがあってもおかしくないかもしれません。

 

 

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クリスマスが標的!? アジアでイスラム国のテロが懸念されるのはどこ?

 

シンガポールのテロの専門家がアジアで「政治的暴力・テロリズム研究国際センター」(ICPVTR、シンガポール)のロハン・グナラトナ所長がアジアでテロが懸念されると指摘しています。


しかも時期はクリスマスの期間というショッキングなニュースです。

headlines.yahoo.co.jp

 


その理由は、

 

アジアの戦闘員が中東から母国に帰還して活動を活発化する恐れがあること

イスラム国が先週、世界の支持者にイラクやシリアでの戦闘支援から方針を転換するよう伝達し、自らの国で、クリスマス期間中に攻撃や暴力行為を遂行するよう命令したとの情報があること



実際にアジアでは、イスラム国による無差別テロと思われる動きが見え始めています。



記事で上げられたのは3つの国。フィリピン、インドネシア、タイ。


まずフィリピンのミンダナオ島では、

先月26日、国軍との交戦で殺害された武装集団側のインドネシア人について、「爆発物製造のエキスパートで、イスラム国に忠誠を誓うインドネシアのイスラム過激派『東インドネシアのムジャヒディン(MIT)』の構成員だった」と指摘。フィリピン南部のイスラム過激派アブサヤフの一派とマレーシアの過激派が組み、MITなどの支援で東南アジアのイスラム国勢力の統合を進めていると分析した。


もともとミンダナオ島はテロも多くフィリピンでも危険な地域ですが、今後はさらに危険性が増すかもしれません。さらにその動きがフィリピン国内、東南アジア諸国へ波及するのは否定できません。


続いてインドネシアの中部スラウェシ州では昨年9月にはウイグル族4人が逮捕されました。


彼らの目的が衝撃で、同州ポソを拠点とするイスラム過激派MITで軍事訓練を受けることが判明。北東アジアと東南アジアのイスラム国支持勢力が連携している可能性が指摘されています。


さらに、タイ・バンコク中心部で8月、約160人が死傷した爆弾テロでは、中国新疆ウイグル自治区出身の男らが起訴されました。インドネシアと同様にウィグル族です。


ロハン・グナラトナ所長は、

 

800人以上のウイグル族がトルコの偽造旅券などを使い、タイなどを経由地としてイラクやシリアに渡って戦闘に参加しているとし、イスラム国の「北東アジアルート」の存在を指摘。爆弾の製造技術はシリアの戦闘で開発されたと説明した上で、戦闘員の一部は中国に戻り始めており、「中国で大規模テロが発生する危険がある」と話した。



中国のウイグル族やウイグル自治区のテロがかなり懸念されています。またタイも安全な国というイメージが強いですが、近年はテロが目立つようになってきました。


そんな中、ロシア情報機関がタイでテロの恐れがあると警告しています。
実際にイスラム国とつながりがあるシリア人10人がタイに入国しているようです。

 

headlines.yahoo.co.jp




タイは多くの日本人が観光で訪れたり、日系企業が拠点にしている国。バンコク、パタヤ、プーケットなど日本人がよく訪れる場所がテロの標的になっていることは気になるところです。


 

中国新疆ウイグル自治区が標的になる?

中国新疆ウイグル自治区は、もともと中国からの分離独立をめぐってテロが頻発していた地域ですが、今後はイスラム国によるテロの標的の可能性もありそうです。


そんな中気になるニュースはコチラ。

 

zasshi.news.yahoo.co.jp




コチラの記事でもテロが中国新疆ウイグル自治区に延びてくる恐れを懸念しています。


記事では、

日本に非常に近いところで、中国の中で本格的なイスラム国家をつくろうという動きが出てきて、それが巨大なテロに発展していく。こういう状況になりますね。日本系企業も日本人観光客も巻き込まれる可能性が格段と高くなります。

こういうことが2~3年のスパン、下手をすると半年~1年で起きるかもしれない。今、これぐらい緊張感を持っている状況になっています。



う~ん、かなり怖いですね。中国国内でテロが波及した場合。中国の新疆ウイグル自治区は国境があるわけではないですから、基本的に人は自由に行き来できます。

 

鉄道や飛行機での移動は、一応セキュリティチェックがありますが、私も中国へ行ったことがありますが、かなり甘い印象です。

 

ウイグル族には特別警戒もしていますが、記事でも指摘しているように顔が漢族の中国人ですが宗教がイスラム教という回族もいます。漢族との混血も増えてきているでしょうし、テロ抑止はなかなか難しそうです。

 

中国にも多くの日系企業が進出していますし、日本人の旅行者もたくさんいます。さらいテロが中国沿岸部まで波及するようなことになれば、対岸はもう日本です。

 

ロハン・グナラトナ所長は、米国主導の有志連合を支持する日本もイスラム国の「テロの標的だ」と警告をしています。アジアの日本も今後はテロの標的になる可能性があります。

 

365affairs.hatenablog.com

 

イスラム国によるテロ以外にもテロはありますから、ひょっとして世界のすべてがテロの危険性があるといえるかもしれません。