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ラグビーワールドカップ 日本と南アフリカの見えないもう一つの戦い

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ラグビーのワールドカップはいよいよ日本時間の今夜スコットランド戦が行われますね。

 

 

365affairs.hatenablog.com

 

 

南アフリカ戦のように世界をアッといわせるような戦いができるか期待しちゃいますね。

 

 

365affairs.hatenablog.com

 

 

まだまだ興奮の余韻が残る南アフリカとの熱い戦い。実は日本と南アフリカではもう一つワールドカップをめぐって熱い戦いが繰り広げられています。

 

その内容は、

 

 

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2019年次のラグビーワールドカップは日本の開催のはずだか…。

 

2020年の東京オリンピックの影に隠れて存在感の薄いラグビーワールドカップの日本での開催。

 

今回のイングランドのワールドカップでも、日本の初戦南アフリカ戦が地上波で生放送されなかったことでも、その日本での知名度の無さを物語っていますね。

 

結果がラグビー史上最大の番狂わせを母国の多くの日本人が見逃してしまう結果になってしまったのですが…。

 

何はともあれ2019年のラグビーワールドカップは日本で開催されることになっていたのですが、その開催が実は微妙な状況になっているのは多くの人には知られていないんです。

 

テレビなどではほとんど報道しませんし。

 

www.nikkei.com

 

 

この記事にあるように新国立競技場をメーン会場に使えないことで収入は数十億円減る見込み。その減収分の補填の確約をしなければ、開催国を白紙にするということ。

その代替開催地を本気で南アフリカが狙っているということ。

 

なぜ減収分の補填の確約なんかしないといけないの?

 

という疑問や不満があるでしょう。

 

この点はラグビーは日本ではあまり人気が高くありませんが、世界では特にラグビーな盛んなヨーロッパやオセアニア、南アフリカなどでは大変な人気です。

 

ラグビーワールドカップは、サッカーワールドカップ・オリンピックに次ぐ大きなスポーツイベント。つまりあの織田裕二が絶叫する世界陸上よりももっと大きなスポーツイベントだといわれています。

 

実際、2011年ニュージーランドで開催されたW杯では総観客数約141万人、テレビ観戦者数は世界207の地域で約39億人がという大きな規模でした。

 

その大きなスポーツイベントをラグビーの知名度の高くない日本で開催するにあたり、招致段階で収益の高さをアピールしたのでしょう。

 

それだけの収益を上げられないのなら、減収分を補填できないのなら開催国を南アフリカにするぞと統括するワールドラグビーが要求しているわけです。

 

国際スポーツイベントはビックマネーが動くビジネスですから、ある意味仕方のないことかもしれません。少しでも収益を上げたいでしょうし。

 

ラグビー後進国の日本で開催することで、ラグビーの裾野を広げられるという視点に立ってくれれば嬉しいのですが…。

 

そのゴタゴタをチャンスと見たのか、南アフリカが代替開催を狙っているということですね。

 

統括団体からすると、ラグビーの盛んな南アフリカでできれば収益性の高さは見込めます。南アフリカもワールドカップ開催の経済効果も得ることができますからね。

 

ちなみに新国立問題がいろいろありましたが、ラグビーワールドカップがなんだか悪者のようにされていましたが真相はちょっと違うようです。

 

goto2019.com

 

ラグビー界では、人気のない森元首相が今年の6月まで日本ラグビー協会会長を務めていたのもバッシングされやすい環境でした。

 

 

まだある日本ラグビー界のピンチ

 

2019年のワールドカップの開催が微妙な日本ですが、まだ切実な問題があります。

 

一番大きな問題は日本代表のヘッドコーチが退任するということ。

 

 

ラグビー日本代表を南アフリカに勝つまで成長させたエディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチ(HC)が来月開幕のW杯イングランド大会後に退任することが決まっています。

 

www.nikkei.com

 

代表ヘッドコーチ退任により強化体制がどうなるのかは気になるところです。今まで積み上げてきたことが、ダメにならなければ良いのですが。

 

 

ちなみに代表ヘッドコーチの名前にこの方の名前も挙がっています。今や息子さんは時の人ですが、お父さんもがぜん注目を集めるかもしれません。

 

 

早実の1年生スラッガーの清宮幸太郎のお父さんですね。

 

 

まとめ

いろいろ問題のある日本ラグビー界。何はともあれイングランドワールドカップで最高のパフォーマンスを続け、ラグビー人気を高めてほしいですね。

 

ラグビーはルールはちょっと難しいですが、ルールがわからなくてもそれなりに楽しめるスポーツだと思います。

 

大男たちが繰り広げる肉弾戦は迫力がありますし、それだけでなくワールドクラスとなると華麗なプレイも随所で見られるし、きっとラグビーが初めての人でも楽しめると思いますよ。特に日本代表の試合では応援のし甲斐もありますし。

 

ラグビーの人気が上がり、2019年のワールドカップは気持ちよく日本で開催したいですね。多くの国民が開催を待ちわびるような形だと最高ですね。

 

2011年ニュージーランドで開催されたW杯では総観客数約141万人が訪れました。日本と同じような大陸とははるかに離れた島国で。

 

しかもニュージーランドは人口450万人にも届くか届かない規模しかありません。これは福岡県の人口よりも少ないんです。

 

ラグビーワールドカップが開かれれば多くの外国人が訪れます。

 

訪日外国人というと、何かと“2020年”が話題になります。しかし、ラグビーワールドカップも日本が波乱を巻き起こせば世界がびっくり仰天する注目の大会です。

 

しかもラグビーはアジアではあまり人気がない。

 

今訪日客が伸びているアジアではなく、ラグビーの人気がある欧州やオセアニアなどからたくさんの人が訪れます。

 

オリンピックなどは世界的に人気が高いし、メダルをたくさん取る中国やアメリカなどからもたくさん訪れるでしょう。

 

確かに中国からもどんどん日本へ来てもらっても良いのですが、2019年は手薄な地域の訪日客を伸ばせるチャンス。欧州の人は、バカンスなどで長期休暇、長期滞在をする傾向にあります。

 

たくさんの人が日本に長期滞在してくれれば、たとえ「爆買」がなくても(もちろんあっても良いのですが)日本の観光産業はどんどん伸びていくでしょう。

 

この辺りは、この方も指摘していました。